普段子ども向けプログラミングスクールの講師をしておりますが、スクール勤務を終えての帰り道。いつものなれた道を歩いていましたが突然、派手に足をひねり、くじいてしまいました。
翌々日、整形外科に行ったところ、まさかの骨折!それも2か所でアッという間にギプス装着&松葉づえデビュー。
まともに骨折したのが人生初であることと、労災は「これ常識よね?」くらいの勢いで数人から指摘があったので、いろいろと経過途中ではありますが、今回記事にしていくことにしました。
ケガは日常の中で起こるもの
骨折の経緯。仕事帰りの夜、最寄り駅に到着。その日はどこにも寄らずいそいそといつもの通勤経路を歩いていたところ、突然外側に大きく足が傾きくじいてしまいました。
基本的にはほぼ平地なものの、ところどころ補修されておらず、ぼこぼこした段差はあるような場所。たぶんこれまでもガクッとなった記憶はあるのですが、注意する場所とまで認識してませんでした。
どちらかといえば場所が問題というより、よくあるパンプスでのトラブルの一つと思っていた節もあります。
かつてないくらいひどい挫き方の認識はありましたので、早く帰宅して足を調べよう、もうこのパンプスは相性悪いから履くのやめよう・・・などと思いながら、そのまま歩いて帰宅しました。
足を冷えピタで冷やして寝ましたが、翌朝起きたときにうっすら広い範囲で青くなっていたくらいだったので捻挫かな?まさかヒビかなくらいと思っていました。
今思えば、骨折は激しく転倒したとか、何か大きな衝撃で起こるものだとある意味思いこんでいたのです。
整形外科でのレントゲンでまさかの骨折診断
骨折ってぱっと見ではわかりにくいとは聞いていました。
過去に足指にヒビが入った時に、レントゲンではわかりにくいこともあるから「徐々にあざが広がってきたら骨折ね」などと言われていていましたが、自己判断はせず、早目にきちんと診断してもらうつもりでいました。
骨折と知らずにすごした夜から1日半。
休日に脚をひきずって一人で整形外科に行ってレントゲンを取ってもらったところ、ひどい捻挫どころか、なんと骨折と判明。それも2か所でアッという間にギプス装着に松葉づえデビューの流れになってしまいました。
一般的には下駄ばき骨折といわれるもので、下駄やサンダルなどで起こりやすい骨折だそうで、1か所はちゃんと折れていて、もう一か所はヒビくらいのように見えました。
自力で来たと知った先生は「痛くなかったの??」と不思議がられていましたが、ホント足指にヒビ入ったときの方がよっぽど痛かったと記憶しています。
はずせるギプス?! ギプスシーネでお風呂も入れる
「あれーここも骨折しているよ。足首からギプスで固めたほうがいいね」と言われて、やっと自分の足の大事具合を知りショックでした。
ギプスなんて不便だし、もう面倒と不安しかないし、あげく松葉づえで会社に通えるのかな?帰りは歩く練習しようなどと発言していたので、先生から「骨折だからね?安静にしていていないと。」と念を押され「帰りもタクシーで帰った方がいいよ」と言ってくるほどでした。
結局、会社にも連絡しましたし、迎えにも来てもらいました。
ただギプスが私が思っていたのと違って「わーこんなのあるんだー!」と興奮してしまったのが「ギプスシーネ」
骨折したら足を丸ごと固めるのかと思っていましたが、シーネは添え木みたいなもので、包帯で固定するだけなのでなんと取り外してお風呂にも入れるよと言われました。
おー!骨折してもお風呂に入れるのかとちょっと日常感があってうれしくなりました。
とはいえ、骨折生活のお風呂はめちゃくちゃ不便で緊張感あふれる時間でもありますし、また外してよいかはケガの状況にもよるようです。
さて、シーネに話を戻すと・・・見た目は幅が広くて長い冷えピタみたいな感じです。
わたしの場合は足裏からふくらはぎまでその素材を充てがってもらい、じーーっとしていると、すぐにその素材が固まって添え木のように固くなっていました。
あとでネットで調べたらひどい捻挫で固定したいときなどにも使うようです。
先生からは「今こういうのがあるのよ」と言った感じだったので、時代が変わったのかと思いましたが、たぶん骨折や足の具合でギプスの種類が変わるのですね。
通勤中のケガは労災保険が適用される
労災が適用されるというより、通勤中のケガはむしろ労災保険一択!くらいの認識があってもいいようです。
診察後に上司へ連絡した時「それは労災使えるね」と聞いた時も「え?ただ歩いていただけですよ?いいんですか?!」と言ってしまったくらい。
労災は勤務時間中に起こった事故で適用されるとだけ記憶していたのです。
『だったら通勤時間にもお給料が反映されないの?』とフトいま思ってしまいましたが、ひとまず話は戻します。
のちに事務から手続きにあたり連絡を受けたのですが、診療後に上司に連絡して初めて労災の話になったことを知らなかったらしい事務方は「え?保険証使っちゃったの?」とかなり驚いていました。
骨折だと思ってないし、そもそも労災とか保険証使っちゃいけないとか知らないし・・・とやんわり反論したものの、後で自分でも調べてみたらむしろ「通勤中のケガは労災保険適用なので健康保険は使用できません」とありました。
しかもたどり着いた情報元は自分がお世話になってる健保協会(別地域)のサイトでしたので、自分も知識がなかったのはよくわかりましたが、整形外科からもいつケガしたのかなどと聞かれなかったですよ・・・。
今回正式に労災保険適用が決まったら、いったん健康保険証を使ってしまったので、手続き手順によっては一時的に全額負担することにもなるようです。
労災が適用されない例外もある
ただ帰宅中にくじいて骨折したからといっても条件はあるようです。
スーパーやコンビニなど日常的な寄り道はよさそうですが、飲み会の帰りや会社に申請してない経路だと適用されないようです。カフェや映画も不可のようです。
そうなると結果的に健康保険での診療の場合もあるよねと思いましたが、もともとは労災かくしを防ぐためにしっかり申告しましょうという流れなのかもしれません。
さいごに
今回はまだ途中経過なので備忘録的な記事になってしまいましたが、ケガは特別な時に起こるものではないこと、取り外せるギプスがあること、労災は通勤中のケガでも適用されることが伝えられたらと思います。
ところで、皆から今まで忙しすぎたからゆっくりしなよという合図かもねと口々に言ってもらい、今のんびりすごしています。
『どうせなら元気な時にゆっくりしたかったな・・・』とは思いましたが、元気だと動きまわって物事を進めるを優先してしまうので、強制的に動けないことでじっくり内観する時期なのかもしれません。